トヨタ・アクアは庶民の味方!ハイブリッドで賢く車に乗る!
アクア基礎情報
アクア基礎情報 |
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エンジン |
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型式 | 1NZ-FXE |
総排気量 | 1.496L |
種類 | 水冷直列4気筒DOHC |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
内径×行程 | 75.0mm×84.7mm |
圧縮比 | 13.4 |
最高出力〈ネット〉 | 54(74)kW(PS)/4,800r.p.m. |
最大トルク〈ネット〉 | 111(11.3)N・m(kgf・m)/3,600~4,400r.p.m. |
燃料供給装置 | 電子制御式燃料噴射装置(EFI) |
燃料タンク容量 | 36L |
燃料消費率(JC08モード) | 37.0km/L(X-URBAN:33.8km/L) |
モーター |
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型式 | 1LM |
種類 | 交流同期電動機(永久磁石式同期型モーター) |
最高出力 | 45(61)kW(PS) |
最大トルク | 169(17.2)N・m(kgf・m) |
動力用主電池 |
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種類 | ニッケル水素電池 |
個数 | 20 |
接続方式 | 直列 |
容量 | 6.5Ah |
寸法・定員 |
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全長 | 3,995mm(X-URBAN:4,030mm) |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,455mm(X-URBAN:1,490mm) |
ホイールベース | 2,550mm |
最低地上高 | 140mm(X-URBAN:160mm) |
乗車定員 | 5名 |
走行装置 |
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ステアリング | ラック&ピニオン |
サスペンション(フロント) | ストラット式コイルスプリング(スタビライザー付) |
サスペンション(リヤ) | トーションビーム式コイルスプリング |
ブレーキ(フロント) | ベンチレーテッドディスク |
ブレーキ(リヤ) | リーディングトレーリング式ドラム |
作動方式 | 油圧・回生ブレーキ協調式 |
駆動方式・トランスミッション |
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駆動方式 | 前輪駆動方式(FF) |
トランスミッション | 電気式無段変速機(CVT) |
減速比 | 3.190 |
グレード別のメーカー希望小売価格(消費税込み |
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X-URBAN | 2,100,109円 |
G(ブラックソフトレザーセレクション) | 2,090,291円 |
G | 2,007,818円 |
S | 1,887,055円 |
L | 1,761,382円 |
アクアのエンジン(1NZ-FXE)やモーターについて
アクアはトヨタ自慢のハイブリッドエンジンを搭載していますのでご紹介します。
アクアのエンジン(1NZ-FXE)は初代プリウスで初めて搭載されてから、カローラアクシオ(NKE165)、カローラフィールダー(NKE165G)、シエンタ(NHP170G)などにも搭載されてきた実績のあるエンジンです。
このエンジンの特徴は、エンジンのボア(内径)に比べストローク(行程)が長いロングストローク型。
一般的にロングストローク型のエンジンは、低速トルクがあり街中で扱い易とされています。
このエンジンとエンジンをアシストしたりフォローしたりする1LM型のモーターと合わせて、1.5Lハイブリッドシステム(リダクション機構付のTHSII)と呼んでいます。
リダクション機構付のTHSIIは、最高回転数を高めたモーターとモーターのトルクを増幅させるリダクションギアを組み合わせたシステム。
このシステムによって最高出力が向上した上、叩き出した37.0km/L(X-URBAN:33.8km/L)(JC08モード) という燃費は、日本車のトップクラスです。
アクアのエクステリアやインテリアについて
アクアの精悍なフロントマスクは、年齢性別を問わず受け入れやすいですね。
フロントピラーを前面に押し出したトライアングル・シルエットと呼ばれるボディのデザインはプリウス譲りの美しさ。
ハッチバックのボディは、5ナンバー枠にコンパクトにまとめられ、街乗りで威力を発揮。
インテリアは室内空間を快適にするために、大きめなフロントシートを採用したり、ゆったりしたリヤ席周りの空間を確保したりしました。
コンパクトカーの弱点である長距離での搭乗者の疲労も軽減してくれるでしょう。
ハイブリッドシステムを搭載する自動車は、荷室のなどが狭くなり荷物が積めないというイメージがありますが、アクアでは小型化したバッテリーを採用することによって荷室も大きくなり、305Lの大容量を実現。
14色用意したボディカラーの中には、女性を意識したビビットな色が多いです。
トヨタお得意のセンターメーターがアクアにも採用されていますが、好みが分かれるところ。
とにかくリーズナブルなお値段でハイブリッドカーを楽しみたいならLグレード、装備も充実したいならGグレード
アクアの魅力の一つに低価格があります。
Lグレードを選べば、1,761,382円と破格な値段でトヨタのハイブリッドカーが手に入るのです。
ただ、Lグレードの標準装備やメーカーオプションは、他のグレードよりかなり質素なので注意が必要。
例えば、Lグレードで設定される標準装備は、フロントグリルが未塗装だったり、テレスコピック機能が無かったり、リヤドア手動式ウインドゥだったりします。
更に、シートバック一体式のフロントヘッドレストだったり、可倒式リヤシートが6:4分割でなく一体だったりもします。
テレスコピック機能がなく、シートバック一体式のフロントヘッドレストだと、思い通りのドラポジがとれないかもしれませんね。
また、G、Sのグレードではメーカーオプションで175/65R15 タイヤ&15×5゛アルミホイール(センターオーナメント付)が設定されていますが、Lグレードには設定されていませんので、標準装備の165/70R14 タイヤ&14×5Jスチールホイール(樹脂フルキャップ付)のみで、選ぶ余地がありません。
個人的に購入した175/65R15 タイヤ&15×5゛アルミホイールを装着したことが原因の不具合は、メーカーの保証外になってしまうそうなので注意が必要。
これまで紹介したLグレードの標準装備やメーカーオプションはGグレードには設定されていますので、装備も充実させたいならGですね。
6つのメーカーパッケージオプションで思い通りのアクアに変身させる
アクアにはドライバーの趣味嗜好に合わせて①スマートエントリーパッケージ、②LEDヘッドランプパッケージ、③ビューティーパッケージ、④ナビレディパッケージ、⑤ツーリングパッケージ、⑥アドバンストディスプレイパッケージといった6つのメーカーパッケージオプションの設定があります。
トヨタさんは、さすが商売上手ですね。
ただ、Lグレードにはこのメーカーパッケージオプションの設定はありませんので残念。
キーを使わずドアの解錠や施錠ができるスマートエントリー&スタートシステムは雨の日や買い物帰りに便利ですね。
②LEDヘッドランプパッケージは、Bi-Beam LEDヘッドランプ、LEDフロントフォグランプがセットになって、価格は108,000円(消費税抜き100,000円)。
Bi-Beam LEDヘッドランプには、オートレベリング機能が付いているので、荷室に荷物をいっぱい積んで夜間走行しても、対向車がまぶしくないので安心です。
③ビューティーパッケージは、ナノイー、シートヒーター(運転席・助手席)、IR(赤外線)カットガラス(フロントドア)がセットになって、価格は34,560円(消費税抜き32,000円)。
ナノイーは、肌や髪に優しいので女性におススメです。
④ナビレディパッケージは、バックカメラ、ステアリングスイッチ、6スピーカーがセットになって、価格は43,200円(消費税抜き40,000円)。
ステアリングスイッチで、オーディオ、TRIP、DISP、空調スイッチが自由に操れ、便利です。
⑤ツーリングパッケージは195/50R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(センターオーナメント付)、大型リヤルーフスポイラー、専用サスペンションがセットになって価格は113,400円(消費税抜き105,000円)。
16インチタイヤと専用サスペンションの組み合わせで、走りがよりスポーティーになります。
ただ、X-URBANにはツーリングパッケージの設定はありません。
⑥アドバンストディスプレイパッケージは、TFTマルチインフォメーションディスプレイ、タッチトレーサーディスプレイ、ステアリングスイッチがセットになって価格は43,200円(消費税抜き40,000円)。
エコ運転がゲームのように楽しめるTFTマルチインフォメーションディスプレイはヤミツキになりそうです。
カスタムメーカーにより独自に進化を遂げるアクア
アクアはプリウス同様にエアロパーツでカスタムするときまります。
おススメのエアロパーツのカスタムメーカーはTOM’S(トムス)、BLESS(ブレス)、TRDなので紹介します。
TOM’S(トムス)のエアロパーツには派手さはないですが、アクアの美しいボディーラインを強調してくれます。
フロントスポイラー、サイドステップ、 リヤアンダースポイラー、リヤスポイラーなどが用意されています。
TOM’S(トムス)(http://www.tomsracing.co.jp/products/car/typedetails.php?typeID=2291)
BLESS(ブレス)のエアロパーツは、アクアをよりスポーティーに演出してくれます。
カーボン・ボンネット、フロントハーフスポイラー、フロントバンパースポイラー、デイライトベースキット、サイドステップ、リヤハーフスポイラー 、リアウイングなどが用意されています。
BLESS(ブレス)(http://www.bless-pt.com/aqua/index.html)
TRDから発売されているアクアのエアロパーツは、純正品扱いなので、長い保証期間があり安心です。
中でも、Styling Package Vir.2は、精悍なアクアのフロントマスクをより引き締め、更に大胆さが加わって迫力があります。
Styling Package Vir.2の内容はフロントスポイラー(大型)、サイドマッドガード、リヤバンパースポイラー、ドアミラーカバー (カーボン調)、カラーホイールです。
TRD (https://toyota.jp/aqua/dop/package/index3.html)