【大公開】改造車を一番高く売る方法 3分でできる一括査定の方法
一口に改造車と言っても程度や種類、目的や用途はさまざま。
中には法律に触れるような改造をしている車もあります。
個人の好みで改造された車は、売却時に買取金額が安くなったり、そのままでは売れなくなってしまうケースも少なくありません。
今回は、改造した車をより高く売却するポイントとその方法についてご紹介します。
改造車とは
改造車とは、市販されている状態に何らかの手を加えた車両のことを言います。
「カスタムカー」や「カスタマイズカー」と呼ばれ、走行性を重視した改造をおこなった車は特に「チューニングカー」と言われることもあります。
エアロパーツをつけて外装をドレスアップしたり、カーフィルムやボディペイント、内装の装飾品、車高を低くしたり、ホイールのインチを変える、走行性をアップさせるために足回りのサスペンションを強化させるなど、改造内容も多岐にわたります。
また、改造車の中には、違法となる改造を施している車もあり、それらは「不正改造車」や「違法改造車」と呼ばれます。
例えば、ウインカーやブレーキランプなどの灯火色は、安全のために色が法律で決められてるので、その色を変えることは違法になります。
車体からタイヤやホイールがはみ出している車、運転席や助手席、フロントガラスに、着色されたフィルムを貼ることも不正改造とみなされます。
すべて安全のための規制であり、違法な改造をすると、査定が下げるだけでなく、大変危険ですのでこういった改造を行なわないようにしましょう。
改造車は自動車保険加入に影響する可能性も
改造車は、自動車保険に加入の可否を問われることもあります。
保険会社では、実際に車を見るわけではないので、契約者が告知しなければわかりません。
自動車保険の保険料は、契約者が告知した内容を基にして計算されています。
改造してあれば、そのことを告知や通知する義務があります。
合法的に改造された車であれば車検に通過していますので、車検証の型式欄に「改」と書かれていて、原則として保険に加入することができます。
ただ、改造の内容は多岐にわたるため、保険会社によって扱いが違うこともありますので、一度加入前に相談すると良いでしょう。
もちろん、法律に触れるような改造の場合は、自動車保険に加入することはできません。
改造車の買取価格が正規車より安くなる場合
掛けた改造費用は買取にはマイナス
大口径のホイールやエアロパーツ、マフラーなど自分のこだわりがあって、改造にかかる費用が相当高額になっている人もきっと多いと思われます。
しかし、お金を掛けた分だけ売却するときに高額査定になるかというと、そうではない場合がほとんどです。
なぜなら、それは自分の好みであって、他人も同じ好みとは限らないからです。
極論を言えば、お金を掛ければ掛けるほど、純正から遠くなり、売却時の査定額は下げられてしまう可能性が高いということです。もちろん、違法な改造を行なっている車は、安くなるどころか、買取すらしてもらえないケースもあります。
ボディ系の改造は要注意
見た目にこだわり、外装のドレスアップをしている改造車も多く見かけます。
ボディ系の度が過ぎた改造は、車の性能がアップしたという評価にはならず、好みが分かれてしまうため、査定額が安くなると考えた方が良いでしょう。
ボディーカラーは、何色にしても違法ではありません。
警察車両のように白黒にしても法律に触れることはありませんが、間違いなく目を付けられます。
自分の好みの色に塗装しても、査定時にはマイナスになることが多いので、できれば純正色に戻してから売却する方が望ましいと思われます。
ただし、赤色灯を装着したり、「警視庁」や「POLICE」等の文字を入れるのは査定どころか違法ですので売却できません。赤色灯は電気を通さなければOKとされていますが、飾りとしてはあまり好まれないようです。
改造のために車に傷をつける
改造したために査定が下がるのなら、取り外せば・・・と言っても元に戻らなければ意味がありません。
- パーツを取り付ける際に、ボディに穴などあけていませんか。
- 外した後の塗装の色が違うということはありませんか。
純正品をもっていても、取り外したときに元の状態に戻らない場合は、査定額はマイナスになってしまいますので、改造する際には元に戻すことを考慮して行なうことをオススメします。
改造車の買取価格が正規車より高くなる場合
一般的に改造車は買取価格が安くなるケースが多いのですが、正規車よりも高額な買取価格になる場合もあります。
購入ブランドで統一された改造
ただの好みではなく高級ブランドはやはり人気がありますので、買取価格は高くなる可能性があります。
メーカー純正のドレスアップ
メーカーの純正品であれば、ノーマルと同じかそれ以上の評価が期待できます。
しかも、取り付け時に穴をあけることがないので、取り外しても傷が残りません。
見た目よりも性能重視
見た目にこだわった改造ではなく、高性能のマフラーやパーツなどは車の価値があがり、査定額もアップすることが多いです。
高性能で高級感のある改造
走りを追求したスポーツカータイプの改造などは、業者によっては買取価格が大幅にアップする可能性があります。
使用する主なパーツは、前後のバンパー、サイドステップなどをドレスアップする「エアロパーツ」、スポーツタイプのホイールやサスペンションなどで、内部パーツは、ステアリングやシフトノブなど、イメージと車が統一された改造を好むユーザーも多いです。
こういった改造であれば、純正の正規車よりも性能が高い、いわゆる完成度の高い車と評価され、高く売却することが可能です。
改造車を高く売る方法
改造車を高く売るには2つの方法があります。
- 純正の状態に戻して売却する
- 改造したまま買取業者に売却する
純正の状態に戻す
改造車を高く売る方法として、一番売り易いのは「正規車に近い状態に戻す」ことです。
たとえ買取価格をアップすることができても、つぎ込んだ費用を考えると満足のいく金額でない場合も少なくないでしょう。
一般的な買取業者は、ノーマルの方が売り易いので、改造車に高額査定をするところはあまりありません。
また、査定がマイナスになる改造であれば、純正品を必ず残しておくことが重要です。
奇抜な改造でも「純正の状態に戻せるのなら」と買取価格をアップしてくれる業者もあります。
高額なエアロパーツやアルミホイールなどで納得がいかない場合は、純正の状態に戻して、パーツとして売却することも一つの方法です。
純正に近い方が高く売れるからといっても、改造車に取り付けた外部パーツは、取り外さない方が良いものもあります。
無理に取り外して、ボディに傷などつけたら大変ですし、ネジを取り外した跡が事故などの修復歴として査定される危険もあります。
また、修理も必要ありません。
そのまま走行できないほど大きくへこんだり傷がある場合は、査定に影響することもありますが、小さい傷やへこみは、修理代の方が高くつきますし、買取業者は安く修理することができるので、査定額が下がるようなことは少ないのです。
高価査定をしてくれる買取業者を選ぶ
もう一つはそのままの状態で売却する方法です。
改造車のままで正規車よりも高く売るためには、一般的な買取業者ではなく、その改造車の価値を正当に評価できる知識や情報、市場の需要等の把握、査定のノウハウ、独自の販路などをもった改造車専門の買取業者を選ぶのが重要なポイントです。

輸出業者は、海外の販路をもち、日本では評価されにくい改造でも、走り屋の多いところやチューニングされた車を好むところなどをよく把握していて、驚くような価格で買い取ってくれるケースも少なくありません。
しかし、残念なことに、改造車を専門に扱う業者や、輸出業者は日本ではまだまだ数が少なく、見つけたとしてもその業者が良い業者かどうか、見極めることが難しいというデメリットもあります。
3分でできる一括査定に依頼する
改造車は買取業者選びもなかなか一苦労。
そこでオススメなのが「無料一括査定」です。
たった3分で買取価格が分りますし、業者間の比較も簡単にでき、忙しい人にはぴったりの査定方法といえるでしょう。
さらに、ネットの一括査定サービスは、正規車だけの買取業者ではなく、大手の買取業者はもちろん、改造専門業者や輸出業者など、さまざまな業者が参加しています。
WEB上から改造車の情報を載せ、積極的に買取に手をあげてくれる業者から選べば良いのですから、探す手間も省けて安心ですね。
そのままに売却するか、ノーマルに戻して売却するか悩んだときにも一括査定がオススメ。悩んでいてもわからないなら、一度、査定金額を提示してもらってから決めるのが一番良い選択かもしれません。