イーデザイン損保の自動車保険 保険内容と料金からおすすめプランを紹介
イーデザイン損保は2009年に設立された、ダイレクト型損害保険会社です。後発組ながら、国内損害保険会社大手である東京海上グループの一員という強みを活かし、高い人気を維持しています。
その人気の理由を、保険内容やサービスの保障内容など様々な角度から紹介していくとともに、そのおすすめプランを紹介していきたいと思います。
イーデザイン損保自動車保険の保険内容
基本補償について
基本的な補償項目については、名称は異なっていてもほとんど変わりません。大きく分けると、相手方への補償、車による怪我への補償、車への補償の3つになります。
相手方への補償 | |
対人賠償責任保険(※) | 他人を死傷させてしまった場合の補償 |
対物賠償責任保険(※) | 他人の車や財物を壊してしまった場合の補償 |
対物超過修理費用補償特約 | 古い車で時価以上の修理費用が発生した時の超過分に対する補償 |
車による怪我への補償 | |
搭乗者傷害保険 | 乗車している人が、自動車事故で死傷した際の補償 |
人身傷害補償保険(※) | 補償の対象となる人が自動車事故で死傷した際に治療費などを補償 |
関連特約 | |
女性のお顔手術費用特約 | 女性が顔、頭、首を怪我した際、治療のために手術した際の補償 |
育英費用特約 | 権者になっている子供が死傷もしくは重度の後遺障害を負った際の補償 |
入院時諸費用特約 | 事故で死亡、もしくは3日以上入院した際の諸費用を補償 |
車への補償 | |
車両保険(※) | 事故による葉損、盗難などによる被害に遭った際の補償 |
関連特約 | |
車両新価保険特約 | 新車に大きな損害が起きた際に、再購入費用を補償 |
車載身の回り品補償特約 | 室内やトランク等に積載された個人所有の身の回り品の損害に対する補償 |
事故時レンタカー費用特約 | 修理時のレンタカー費用に対する補償 |
車両全損時諸費用特約 | 車が全損となった際の廃車費用などの補償 |
自動付帯の補償 | |
弁護士費用等補償保険(※) | 無過失事故の際の弁護士費用に対する補償 |
他車運転危険補償保険(※) | 借りた車を運転している際に起きた事故に対する補償 |
自損事故傷害保険(※) | 電柱やガードレールへの接触などの単独事故に対する補償 |
無保険車事故傷害保険(※) | 任意保険に入っていないなどの理由で、補償を受けられない場合に対する補償 |
その他の特約 | |
ファミリーバイク特約 | 原動機付自転車乗車中に起きた事故に対する補償 |
後ろに「(※)」が付いている保障項目については、イーデザイン損保でお見積もりを行った際に、加入となっている項目です。
加入に際する注意点
次の3つの特約については、人身傷害補償保険に加入していないと加入することができません。
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・ 女性のお顔手術費用特約
・ 育英費用特約
・ 入院時諸費用特約
次の4つの特約については、車両保険に加入していないと加入することができません。
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・ 車両新価保険特約
・ 車載身の回り品補償特約
・ 事故時レンタカー費用特約
・ 車両全損時諸費用特約
ロードサービス・事故対応、割引について
ロードサービスについては、レッカー移動やバッテリー上がり、ガス欠対応など一定のサービスがついています。ガス欠対応は保険期間中1回ながら1年目から対応可能、バッテリー上がりは無制限で対応と、標準以上のサービスを提供しています。
レッカー移動についても以前は30kmまででしたが、現在は60kmまで延長されています。
ただ、事故後の宿泊費用や帰宅費用の補償はなく、宿泊先や帰宅手段の案内までに留まっています。
事故対応については、担当者の手腕による部分が大きい項目ですが、東京海上グループだけあって、口コミや第三者機関の調査でも高いレベルにあります。中でも大きいのが事故対応の初期対応の時間で、9時~21時までとダイレクト型損保会社の中では長時間対応しています。
割引については、走行距離区分は3,000km以下、3,000km~5,000km、5,000km~10,000km、10,000km以上と4区分しかありませんが、インターネット割引が1万円、その他早割などの割引があります。
おすすめの加入プラン
まず、相手方の補償に関する基本項目となる、対人賠償責任保険は無制限のみとなります。対物賠償責任保険は1,000万円、2,000万円、3,000万円、5,000万円、1億円、無制限の6段階です。しかし、店舗を壊してしまった場合は1億以上の補償となることが多いので、万が一のことも考えて無制限の補償をつけておくことをおすすめします。
また、対物超過修理費用補償特約ですが、古い車との事故の場合、時価までの補償となり、時価超過分は補償の対象外となるため、万が一のことも考えてつけておくことをおすすめします。
搭乗者傷害保険は、デフォルトではついていません。ただ、自身も含めた同乗者の傷害も保証するので、家族が同乗する機会が多いのであれば、つけておいてもいいでしょう。500万円、1,000万円、1,500万円、2,000万円、3,000万円の5段階あります、
人身傷害補償保険は、デフォルトでは搭乗中のみとなっています。搭乗中であれば、契約した車のみに限定されるので、他の車に乗る機会がある場合などにはフルカバータイプにされることをおすすめします。
車両保険は、イーデザイン損保では「車両保険あり」と「車両保険あり(エコノミー)」の2つに区分されています。エコノミーの場合は、車対車の衝突、火災・台風・飛来中のものとの衝突、盗難のみが、通常タイプでは前述に加えて単独事故、当て逃げ、転覆・墜落も補償対象となります。
新車であれば全保証タイプの車両保険を、古い車であれば全保障タイプもしくはエコノミーのうち予算やカーライフに応じて選ぶといいでしょう。
車両保険あり、人気特約付き(車両全損時諸費用特約、対物超過修理費用補償特約)プランであれば、インターネット割引や早割、e証券割が適用された場合は年払いで41,890円になります。
車両保険をエコノミーに変更した場合は32,350円(割引後、年払い)、車両保険をなしにした場合は24,970円(割引後、年払い)になります。
イーデザイン損保はどんな人にオススメ?
イーデザイン損保では、無過失事故によって損害が発生した際に車両保険を使用した際も等級が変わらない特則があります。これは、ダイレクト型自動車保険の中では唯一で、事故に対する不安がある人にはありがたい特則です。
事故対応力についても非常に高い評価を得ているので、コストと事故対応力やロードサービスとのバランスを考えて選びたいとお考えの方であれば、イーデザイン損保を比較対象とするに十分であるといえます。