燃費だけじゃない!ハイブリッドカーには多くのメリットがあります
1999年、「20世紀に間に合った」というキャッチフレーズを引っ提げて登場したプリウス。
それから長い年月が経ち、もはやハイブリッドカーは珍しい存在ではなくなりつつあります。道路を走っている車を見れば、かなり高い割合でハイブリッドカー。
ハイブリッドカーというと、どうしても「低燃費」が真っ先に挙げられるかと思いますが、それだけではありません。
そこで、燃費以外のハイブリッドカーの魅力をいくつか挙げてみるとしましょう。
静粛性
ハイブリッドカーはとても静かです。モーターを使ってエンジンの補助をしますので、エンジンだけで車を動かす訳ではありません。そのため、ガソリン車よりも断然静かなのです。
高級車では静粛性能が重視されていますが、ハイブリッドカーはその点を満たしているのです。
ガソリン車からハイブリッドカーに乗り換えたドライバーの多くが、まずその部分に驚かされると言われています。
信じられない話かもしれませんが、走っているプリウスの近くを通ると「ウィーン」という音が聞こえてきます。実はあれ、「わざと」鳴らしているのです。
「静かなので近付いてきていると思わなかった」という被害者のコメントからも分かるように、ハイブリッドカーはとにかく静かです。
ガソリン車に長時間乗っていると、徐々に音が気になって来てイライラする人もいるかもしれませんが、ハイブリッドカーではそのような事は無縁です。
ハイブリッドカー専用装備がある
ガソリンタイプとハイブリッドカーがラインナップされているモデルの場合、ハイブリッドカーの方が電子的で近未来な装備になっている傾向が強いです。
例えばホンダから登場している人気SUVのヴェゼル。こちらはガソリンモデルとハイブリッドカーの両方がラインナップされているのですが、ガソリンモデルとハイブリッドカーとでは、インパネがまったく異なります。
もちろん好みに関しては人それぞれではありますが、ハイブリッドカーの方が「お金をかけた装備」となっているケースが多いです。
時間の有効活用になる
こちらはハイブリッドカーというよりも、低燃費だからこそですが、低燃費なおかげで、ガソリンスタンドに行く回数が変わります。
ガソリン車の時は、比較的頻繁にガソリンスタンドに足を運んでは給油していたものの、ハイブリッドカーに乗り変えてからガソリンスタンドそのものに行く回数が減ったため、結果的に時間を有効活用出来るようになったという声も多いです。
ガソリンスタンドに行くのは面倒ですし、給油作業もどうしても時間がかかりますが、低燃費のハイブリッドカーであれば、その時間も減ります。
走行性が安定する
ハイブリッドカーは車の中にモーターを積んでいます。どこに積んでいるのかは自動車メーカーのみならず、車体等によっても異なるのですが、モーターを搭載しているおかげで、重心が良くなり、走行が安定するとも言われています。
モーターは決して軽いものではありません。それを車に置く事になるのです。
走行性にこだわる人にとっては、こちらも大きなメリットです。
税金面での優遇もある
ハイブリッドカーの多くは、燃費基準を満たしているものが多いので、エコカー減税の対象車も多いです。
これら総額にすると、100,000円以上は助成してもらえる事になりますので、低燃費だけではなく、経済的にも助かるのではないでしょうか。