自動運転に参入しているIT企業とその成果レベル
自動運転車の開発については、メルセデス・ベンツやボルボ、ホンダ、日産、トヨタといった自動車メーカーだけでなく、GoogleなどのIT企業、電機メーカーも参入して業界標準規格を獲得するために躍起になっています。
しかし、この自動運転技術に参入するIT企業については、車の開発から制御ソフトに参入している企業もあれば、制御ソフトもしくは車の開発のみに参入する企業もあり、各企業の思惑は様々な方向に向いています。
そこで、国内外問わず自動運転技術開発に参入しているIT企業を取り上げ、その成果レベルをまとめていきたいと思います。
自動運転技術開発に参入するIT企業の特徴
自動運転技術開発に参入するIT企業には、以下のような特徴があります。
・ ハードウェア・ソフトウェア開発を行っている
・ ライド・シェアリング(相乗り)サービスを提供している
・ 各種インターネットサービスを提供している
・ ライド・シェアリング(相乗り)サービスを提供している
・ 各種インターネットサービスを提供している
一例をあげると、Windowsを提供しているマイクロソフト、iPhoneを開発しているApple、配車アプリを開発しているウーバー・テクノロジーズやリフト、サーチエンジン大手のGoogleやバイドゥがあります。
その他、国内企業ではモバイル・インターネットサービス大手のDeNA、国内IT企業大手のソフトバンクが、自動運転に参入しています。
その参入レベルは、さらに下記の3つに分かれます。
・ 自動運転車の開発
・ 車を制御するためのOS(基本ソフトウェア)の開発
・ 自動運転車、OS両方の開発
・ 車を制御するためのOS(基本ソフトウェア)の開発
・ 自動運転車、OS両方の開発
これらの特徴としては、IT企業と自動運転技術開発を行っている企業、もしくはIT企業と自動車メーカー、もしくは大学などが協同で開発を行っている点にあります。
ここからは、参入しているIT企業の成果レベルについてまとめていきます。