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ホンダ・LIFE(ライフ)の長い歴史を持つ人気の軽自動車

現在、Nシリーズとして多くのラインナップを誇るホンダですが、ごく最近(2014年)まで、ライフという軽自動車が存在しました。ライフのルーツは1971年まで遡ることが出来ます。

マイカーという言葉が一般に使われ始めた頃にデビューした、ホンダ初の4枚ドアを持った乗用車です。以後23年間のブランクを挟み、5代目まで作られました。

ホンダらしいアイディアに満ちた初代から、最後の5代目までを振り返ってみます。

初代1971年~1974年

T-360という軽トラックで4輪に進出したホンダは、1967年にN-360というホンダ初の4人乗り軽乗用車を発表します。空冷4サイクル2気筒エンジンで前輪を駆動するそのクルマは、2サイクルエンジンが主流だった軽自動車の中にあって、ホンダのエンジンへのこだわりがギッシリと詰まった意欲作でした。

8000回転という高回転をも許容するそのエンジンは、ライバルたちの度肝を抜くに十分なものでした。

N-360の後継として1971年にデビューしたのが、初代ライフです。空冷だったエンジンは水冷化され、ホイールベースも80ミリ伸びました。排気量は当然360ccのままですが、すべてが一新されていました。
 

当時のカタログの表紙には、「いきいき家族のいきいきライフ」というコピーが載っています。多くの人にとってマイカーが現実のものとなりつつあった時代、この小さなクルマで多くの家族を幸せにしようという、ホンダのメッセージがリアルに伝わってきます。

 
エンジンが水冷化された1番の理由は、アメリカを中心に始まった排ガス規制の影響があります。空冷の場合、エンジン本体の温度変化が大いため、排ガスをコントロールすることが難しくなったからです。30psを8000回転で発生するという高回転型であることはN-360と同じですが、内部にバランサーシャフトを持ち、欠点であった振動を抑えることに成功しています。

また、このエンジンは国内で初めてカムシャフトをベルトで駆動するという技術も使っています。デビュー翌年には、ツインキャブで武装し、36psの出力を誇る「ライフ・ツーリング」がデビューします。これはリッター当たり100psという高性能ぶりです。

トランスミッションは、N-360がエンジンの後方に位置していたのを、エンジンと一列に並べて搭載する方式(ジアコーザ方式)に改めました。この技術によってホイールベースが伸び、室内空間に余裕が生まれました。

シフトレバーも、N-360がダッシュボートの下から伸びていたものを、フロアから生える方式に改められました。

デザインは、直線基調のシャープで若々しいイメージから、角を丸めたおとなしいものに変わり、ここにもファミリーを意識した跡が伺えます。

このように、ライバルを圧倒するエンジンスペックと、革新的な技術で世に出た初代ライフですが、1972年にデビューしたシビックが空前のヒット作となり、ホンダはシビックの生産に注力するため、ライフの生産を1974年をもって終了します。ライフの名前が再び世に出るのは、23年後の1997年のことです。

2代目1997年~1999年

2代目ライフは、当時販売されていた2代目トゥデイのコンポーネンツを使って23年ぶりにデビューしました。

既にスズキワゴンRをはじめ、ハイト系ワゴンが軽自動車の主流になりつつあった時代で、2代目ライフも同様のスタイルでの復活となりました。この間に軽自動車の規格も変わり、エンジンは初代の2気筒360ccから、3気筒660ccとなっています。

背の低いパーソナルなイメージのトゥデイに対し、全高を高く取ったファミリーカーとして復活を果たした新生ライフでしたが、直後に軽自動車のサイズ規格が変更になり、それに対応するため、2代目ライフはわずか1年半の短い生涯を終えました。

3代目1998年~2003年

1998年に軽自動車のサイズが拡大されたため、それに合わせるタイミングで3代目がデビューしました。
同時期ホンダからは、エンジンをミッドシップ方式とした2代目Zもデビューしており、ホンダはZと共に「Kムーバー」というキャッチフレーズを使い、軽自動車による新しいライフスタイルを提唱していました。

ライフとして初めて4WDも設定され、助手席エアバッグも標準となっています。トランスミッションは5MTと、3ATが用意されていました。

スポーティーモデルとして、ターボを載せたDUNK(ダンク)がデビューしています。エンジンのターボ化以外にも、サスペンションやブレーキが強化された、「かっ飛び」バージョンで、初代のライフ・ツーリングを彷彿とさせます。

4代目2003年~2008年

「ハートフル・テクノロジー」をテーマにデビューした4代目ライフは、丸みを帯びたワンモーションのデザインを持ち、女性を意識したデザインとなりました。カラーもバニラクレム、カラメルクレム、マッチャクレム等、女性をターゲットにした新色を用意しています。

トランスミッションはMTが廃止され、全車4ATとなりました。シフトレバーも、コラムシフトからインパネシフトへと変更しています。これは軽自動車ではまだ少数派で、現在多くのコンパクトカーで主流となっているスタイルです。一般グレードにもターボモデルが設定されたため、DUNKは廃止されました。後継としてDIVA(ディーバ)が特別仕様車として設定されますが、その後、正式にカタログモデルとなり、次の5代目モデルまで引き継がれます。

全体的に、女性を的を絞ったデザインが強調されていますが、よりリファインされた足回りやエンジンによって、走りは実にしっかりしたものでした。ただし、安全デバイスの充実等もあり、車重が3代目に比べると、約100kgほど重くなっています。

5代目2008年~2014年

5代目ライフのテーマは「デイリー・スマイル・テクノロジー」です。プラットフォームが一新され、約40kgの減量を果たしました。激化する燃費競争に打ち勝つため、軽量化は最優先課題となっていたのです。全高は4代目に比べプラス35ミリの1610ミリと高くなり、室内空間に大きなゆとりができました。

エクステリアは、リアピラーにもマドを設けた6ライトとなり、斜め後方視界がよくなりました。さらにハッチゲートウインドウやサイドウインドウの面積拡大、可能な限り細くしたAピラーと相まって、良好な運転視界がポイントです。ヘッドライトの上部を盛り上げることで、見切りのしやすさも改善されました。

フロントビューは当初、ライト間にグリルのないすっきりしたデザインでしたが、2010年のマイナーチェンジで、横ルーバータイプのグリルが付きました。

内装は、明るく清潔なワンルームマンションといった感じで、キッチンをイメージしたというインパネのスイッチ類も使いやすく配置されています。

新たな機能として、バックモニター付きのオーディオが軽として初めて搭載されています。駐車の際ハンドル操作までクルマが行う「スマート・パーキング・アシスト」機能も用意されました。

5代目ライフは、視界の良さと新たな機能を積極的に採用した、ドライバーに優しいクルマとして高い完成度を持っていました。しかし、販売の中心が2011年12月にデビューしたN-BOXに移ってゆく中、ラインナップも徐々に整理され、2014年4月をもって販売が終了しました。

 
N-BOXが発売されてからも、ライフはしばらく併売されました。徹底的に理詰めなNと違い、少し肩の力が抜けたライフの方に、親しみを感じたユーザーもいたのでしょう。

Nから始まったホンダの軽乗用車は、ライフへとバトンタッチされ、再びNへと戻ってきました。新生Nがセンタータンクレイアウトなどの革新的技術で復活したように、ライフもまた、ホンダらしい新たな技術と共に復活することを期待したいと思います。

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