燃費が悪くなる運転方法5選!低燃費で賢く少しでも節約する方法
出来れば自動車は燃費良く走らせたいものですが、逆に「これをすると悪くなる」事もあります。低燃費にこだわるのであれば、低燃費の車を選ぶだけではなく、低燃費で走るための方法も知っておくべきです。運転によって燃費が悪化する。
これもまた、周知の事実かと思いますが、どのような運転が燃費を悪化させるのかも知っておくと良いでしょう。
冷房は燃費が悪化します
何より一番燃費を悪化させるのは冷房です。ここでポイントになるのは、冷房であって暖房ではありません。暖房の場合、むしろ燃費が良くなるケースさえあるのです。
自動車はエンジンを稼働させて走るのですが、燃料を燃焼させますのでどうしても熱が出ます。
暖房の場合、その熱を上手く稼働させる事になりますので、燃費の向上に繋がるケースもあります。本来であれば燃料を使って排気しなければならない部分を、暖房として活用するのですから。
夏場の場合、「まだまだ燃料は大丈夫」だと思っていても、減り方が激しいおかげで大変な事になるケースもあります。
アクセルを踏み過ぎる
アクセルを踏む事で自動車が動きますが、踏み過ぎると余計なエネルギーを発揮しなければならなくなるのですからその分どうしても燃費は悪くなります。
必要以上にアクセルを踏むのは、低燃費運転という観点からはあまり良いものではありません。安全面を考えても、いつでも急ブレーキじゃなく止める事が出来るくらいの速度の方が好ましいですから。
アクセルを踏むという行為は悪い事ではないのですが、アクセルを踏めばそれだけエンジンを作動させる事になります。エンジンを作動させるためには燃料が必要になりますので、燃費が悪化するのは当然と言えば当然です。
アイドリングストップ
これは悪くなるというよりも、そもそも進んでいないのに燃料だけは消費する事になってしまいますので、好ましいものではありません。
環境問題のためにとアイドリングストップを社会全体で喚起していますが、そこまで大きな話ではなく、燃費が変わってくるのですからそれだけでも気にしてみる価値はあるでしょう。
渋滞のように致し方ないケースもありますが、お店の前で長時間で待機したり、送迎の際に待機する。その際、エンジンをつけたままにしていれば、当然燃費は悪くなります。
ブレーキを踏み過ぎる
ブレーキを踏み過ぎるのもまた、燃費を悪くします。ブレーキを踏むという行為そのものが燃費を悪くするのではなく、ブレーキを踏んだら結局はその後再びアクセルを踏んで加速しなければならないのです。
自動車だけではなく、どのような物体も慣性が働いている時はエネルギー消費が少なくて済むのですが、完全に止まっているものを動かすとなると大きなエネルギーが必要になります。
ブレーキを頻繁に踏む癖がある人は、燃費という点からかなり無駄遣いをしているとも言えるのです。
ブレーキは安全のためのものですが、ブレーキを使わなくとも良い運転を心がける事もまた、とても大切なのです。
よそ見をしていたりすると、急ブレーキをかけざるを得なくなりますので、運転に集中する事が求められます。
よく曲がるなど、走行ルートの悪さ
環境的に仕方ないのではと思うかもしれませんが、曲がるという事はどうしても減速します。信号がある所も多いので、信号の度に停まるとなると、その都度先に挙げたようにプレーキを踏んではアクセルを踏み。
この繰り返しになってしまいます。
ですが、極論ですが一直線、更には信号に一度も止められなければ、燃費はかなり良くなります。もちろんこれは理想であって、高速道路でもない限り、このような運転は難しいのですが、ルートの選び方によっては理想に近づける事が出来ます。
特に自動車は、60Km/hから70km/hくらいの早さで慣性を働かせると燃費がもっとも良くなりますので、低速でストップ&ゴーを繰り返すのは、燃費の観点からは良いものではありません。
致し方ないケースもあれば、自分の選んだルートのおかげでそのような状況に陥るケースもあるのです。自動車を運転する際のルート選びもまた、気を付けるべきです。
自動車は燃料を動力源にしますので、エネルギーを必要とするのは当たり前なのですが、いわゆる「無駄」に消費させてしまう事もあります。
これらの事を気にしていれば、「無駄」を省く事が出来ますよ。