ノート(NOTE)日産が産んだ女性に人気の車 エコと安全性の高水準
軽自動車のDAYZを除き、日産のボトムを受け持つノートが2012年9月に全面改良されました。室内空間はさらに広くなり、内外装の大幅な質感アップを果たしています。
これは、従来からのノートの顧客のみならず、ランナップから外れたティーダの顧客をも取り込む必要があったからです。ネーミングは「ノート」のままですが、実質的にノートとディーダの「中間的な車格」を与えられています。
新型ノートで1番の話題は、スーパーチャージャーの搭載でしょう。
現在世界中の自動車メーカーが取り組んでいる、「ダウンサイジング・ターボ」。排気量を小さくし、ターボ加給によってパワーを補うというもので、ドイツのVWが先鞭をつけました。ノートも初代の1.5ℓから、1.2ℓへと排気量ダウンしました。ただし、世界の潮流であるターボではなく、スーパーチャージャーを選択したところに、日産のオリジナリティを感じます。
開発責任者を務めたのは女性で、国内メーカーでは初めてのことです。ノートには、女性の視点ならではの気配りが満載です。先進安全装備も充実したノートは、とことんファミリーユースにこだわった、とても使いやすいコンパクトカーです。
注目記事