愛車のエクストレイルを売る エクストレイルの売車価格の相場?
今や大人気の「SUV」。
そのSUVの代表とも言われる「エクストレイル」は、その圧倒的な存在感で多くの人を魅了してきました。
今回は、そんなエクストレイルの特徴や人気の秘密を徹底分析し、少しでも高く売るために買取相場やポイントを紹介したいと思います。
SUV車とは? 各メーカー続々と発売されるSUV車
SUV車とは、Sports(運動) Utility(実用的な) Vehicle(乗り物)(スポーツユーティリティビークル)の略で、スポーティな多目的乗用車のことです。
発売当初は、海外が中心でしたが、最近では日本でも注目を集め、力強い走りに人気が高まっています。
各メーカーでも続々とSUV車を発売しています。
中でも人気の車種をあげてみると、
・日産:エクストレイル、ジューク
・トヨタ:ハリアー、レクサス RX、C-HR
・マツダ:CX-5、CX-9
・スバル:フォレスタ―、レガシィアウトバック
・スズキ:イグニス、ハスラー
などがあります。
日産が誇るエクストレイルの歴代モデル
2000年10月にSUV車として初代エクストレイルは誕生しました。
販売開始当初から圧倒的な人気で日産を代表する車となり、今でもその人気は衰えることはありません。
以降、2013年の12月に3代目が販売され、現在に至ります。
各モデルの仕様と概要は以下の通りです。
初代エクストレイル(T30型) | |
---|---|
生産年月 | 2000年~2007年 |
エンジン | QR20DE 2.0L 直4 DOHC 150PS・SR20VET 2.0L 直4 DOHC 280PS |
駆動方式 | FF / 4WD |
変速 | 4速AT・5速MT |
乗車定員 | 5人 |
ボディサイズ | 全長4,445~4,510mm×全幅1,765mm×全高1,675~1,750mm |
ホイールベース | 2,625mm |
車両総重量 | 1,340kg~1,460kg |
車のデザインも魅力ですが、撥水加工のシート、防水ラゲッジ(後部座席後ろにある車内の収納スペース)など、「車内を丸ごと洗える」ということもエクストレイルの人気を高める結果となりました。
2代目エクストレイル(T31型) | |
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生産年月 | 2007年~2013年 |
エンジン | MR20DE 2.0L 直4 DOHC 137PS・QR25DE 2.5L 直4 DOHC 170PS・M9R 2.0L 直4 DOHC 173PS |
駆動方式 | FF / 4WD |
変速 | 6速AT・6速MT |
乗車定員 | 5人 |
ボディサイズ | 全長4,590mm×全幅1,785mm×全高1,685~1,770mm |
ホイールベース | 2,630mm |
車両総重量 | 1,430kg~1,530kg |
ボディが一回り大きくなりました。
モデルチェンジといっても、初代のデザインが人気だったため、デザインで大きな変更はありませんでしたが、ラゲッジの拡大、走行性能のアップなどの変更がありました。
3代目エクストレイル(T32型) | |
---|---|
生産年月 | 2013年~ |
エンジン | MR20DD型 2.0L 直4 DOHC・QR25DE型 2.5L 直4 DOHC・R9M型 2.0L 直4 DOHC dCi |
駆動方式 | FF / 4WD |
変速 | エクストロニックCVT・6MT |
乗車定員 | 5人・7人 |
ボディサイズ | 全長4,640mm×全幅1,820mm×全高1,715mm |
ホイールベース | 2,705mm |
車両総重量 | 1,440~1,630kg |
3列仕様車がラインナップに加わったことで、これまでのSUV車とは違う使用感が楽しめるエクストレイルになりました。
高く売れるエクストレイル、その人気の秘密は?
本格的なオフロード走行など悪路走行に強いSUV車ということに加え、エクストレイルは優れた運転支援設備の整っていることが、男女を問わず人気の理由の一つです。
滑りやすい路面でも予測してコーナリングをスムーズに走行できる「オールモード4X4i」、路面条件に関係なく安定した走りを可能にする世界初の「シャシー制御技術」によって、オンロード、オフロード、常に運転を楽しむことができるのも人気の秘密でしょう。
数あるSUV車の中でも、エクストレイルは特に、オフロードで高い走行性能が発揮できるモデルとあって、アウトドア派には最適な車です。
様々な高性能システム搭載の新型エクストレイルは、運転時の疲労を感じにくい設計となっていて、長時間のドライブも苦になりません。
さらに、上から自分の車を見ることができる「アラウンドビューモニター」や、歩行者も検知可能な高性能の衝突防止機能「エマージェンシーブレーキ」など、走行性能だけでなく、安全性にも考慮されています。
また、内装に関しても初代から続いている「洗える車」を維持し、防水シートになっていて、濡れたまま座っても心配ありません。
燃費については、初代が13.2km/L、2代目は14.0km/Lでしたが、現行モデルは先代よりも37%向上して16.4km/L、ハイブリッド車では20.6km/Lの低燃費が実現されています。
売却のためのエクストレイル中古車相場
グレードや年式、車の状態にもよりますので、一概には言えませんが、エクストレイルの中古車市買取相場は、平均で165万円程度とみられます。
中古車買取業者での参考買取価格は、
初代 約15万~70万円程度
2代目 約88万~170万円程度
3代目 約150万~256万円程度
特に近年の車はグレードが多岐にわたっているので、相場としてまとめるのは難しいですが、低めのグレードでは100万円代中ごろ、高いグレード(エマージェンシーブレーキ搭載モデル以上)になると200万円程度の高額買取が期待できるでしょう。
ディーラーでの下取りでも同様に参考買取価格は、
初代 2006年式~:7.5万円~19万円
2代目 2007年式~:4万円~27万円
2012年式~:70万円~133万円
3代目 2013年式~:76万円~150万円
2016年式~:110万円~200万円
となっていて、10年以上を経過した今でもこの買取価格は、エクストレイルが人気の車であると裏付けられます。
エクストレイルをより高く売るには、ディーラーでもこの価格で買取が可能であることを踏まえ、複数の中古車業者に査定を依頼してみることが重要なポイントです。
エクストレイルの売れ筋ライバル車をチェック!
エクストレイルには、近年人気のSUV車のため、ライバルがたくさん存在します。
各メーカの売れ筋ライバル車をチェックしてみましょう。
トヨタ:ハリアー
オフロードを走行するイメージの強いSUV車ですが、ハリアーはスポーティな魅力と共に、車内装備も充実し、高級感のあるトヨタが誇る人気車種となっています。
【エクストレイル売却ポイント】
エクストレイルに比べて燃費性能が高いハリアーですが、販売価格帯がエクストレイルより高いので、中古車販売店としてはエクストレイルの方が売り易いことを交渉にするのもよいのではないでしょうか。
マツダ:CX-5
マツダの得意とする「ディーゼルエンジン」モデルも加わり、CX-5の人気は今は絶好調!トルクが非常に大きいディーゼルエンジンは、坂道でも大人数で乗車してもすいすい力強い走行が可能です。
【エクストレイル売却ポイント】
中古車としての価格帯も燃費もエクストレイルと似ているので、エクストレイル売却には、日産に強い営業マンや日産車を多く販売している業者を選んで交渉してみましょう。
スバル:フォレスター
特に悪路での走行に焦点をあて、スバルの技術を結集した「水平対向エンジン」を搭載した車で、直噴ターボモデルも加わり、根強いファンに支えられている車です。
【エクストレイル売却ポイント】
フォレスターにはハイブリッドモデルがありません。
エクストレイルのハイブリッド車であれば、圧勝でしょう。
ガソリンモデルであれば、フォレスターは中古車市場ではニーズがそれほど高くないので、エクストレイルの中古車での市場価値を交渉の一つにすると良いと思います。
売るならモデルチェンジ・マイナーチェンジ前の今がおススメ
エクストレイルは2017年に大きなマイナーチェンジがあると予想されています。
エクストレイルの兄弟車と言われる「日産ローグ」が新しくモデルチェンジしたことから、エクストレイルもチェンジの時期かという状況にあります。
一般的に車のモデルチェンジの周期は平均で6~8年と言われ、エクストレイルは日産車の中でも主力となる車種なので、モデルチェンジもこの平均値内である可能性が高いでしょう。
2017年のマイナーチェンジは3代目の登場から4年目にあたり、モデルチェンジの内容やタイミングから想定されたもので、マイナーチェンジをした場合はかなり大掛かりなモデルチェンジとなることが考えられます。
また、時期としては全く不透明な状況ですが、春から夏あたりが一番有力のようです。
もし、エクストレイルをお持ちで買い替えを検討されている方は、なるべく早く売却をされることをおススメします。
初代から日産の技術が結集された「エクストレイル」ですから、発売から16年以上経過した今でも絶大な人気があります。
モデルチェンジやマイナーチェンジが行なわれる前の今が最高の売り時ではないでしょうか。
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AB
https://kaumo.jp/topic/83053
http://car-moby.jp/19201
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AB
https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/nissan/x-trail/model/
https://allabout.co.jp/gm/gc/441160/
http://t-words.jp/w/%E3%83%A9%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9.html
http://history.nissan.co.jp/X-TRAIL/T30/0010/CATALOG/SPEC/index.html
http://xn--w8jujla2a2c4e0lg9859dxedfo8csr0b.net/xtrail_rival.html
https://www.kurumaerabi.com/kaitori/marketprice/cartype/2/17032/?utm_expid=2744842-89.neprj9OsTze2-stikxut5A.0&utm_referrer=http%3A%2F%2Fsearch.yahoo.co.jp%2F
http://tradein.nissan.co.jp/NISSAN/X-TRAIL/2000/
http://tradein.nissan.co.jp/NISSAN/X-TRAIL/2007/
http://tradein.nissan.co.jp/NISSAN/X-TRAIL/2013/
http://history.nissan.co.jp/04_sports.html